田村のりひさホームページ

かわら版

●かわら版●「327の衝撃」

今回の総選挙の与党圧勝はどのような意味を持つのでしょうか。

327議席は衆議院の3分の2を優に超えます。この意味するところは以前にも述べました通り参議院で否決された法案のほとんどを衆議院で可決できるということです。つまり、衆議院一院で事足りるわけです。もう小泉さんは青木さんに気を使わなくとも事実上は良いわけですね。(小泉大統領の誕生かな!)
 
 とにかく、強力な権限を小泉総理は持ったと言えるでしょう。しかし、小泉さんは来年の自民党総裁任期を迎えれば、延長することなく総理を辞めると言っています。性格から考えればこれをまもると思います。すると、残る3年の任期期間これが問題です。

 本来、この選挙で最大4年の任期を小泉さんは圧倒的支持で得たわけですから、この3年は小泉さんに託されたものの筈、だとすれば強力な次期総裁指名権を持っているのは・・・ 

今までも自民党の中で次期総裁に対して強力な発言権を持った人たちはいました。それはほとんど派閥や人脈を通じて圧倒的な数の力を背景にしたかたちでしたが、今回は違います。

 小泉さんは森派に近いといえども一線をおいています。とすればこの強力な指名権、発言権は数の力ではなく世論を背景に付けた力と言えるでしょう。これは今までの自民党政治には無かった出来事です。

 もっとも、郵政民営化だけを世に問うた総選挙と位置づければ327議席はこの法案が成立した時点でその効力を失うわけですが。これは政治の世界では現実的ではありません。

 いずれにしても、政治は新たな局面に入りました。自民党において派閥の意味を根本的に失わせてしまう扉が開いたのかもしれません。
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