田村のりひさホームページ

かわら版

●かわら版● 「教育基本法衆議院通過」

 片道20時間の慌しい2泊四日トルコ出張を終え、日本に帰ってくると相変わらず国会は小沢民主党の遅延行為で思うようには進んでいません。改めてこれが日本の国会なのかと思いやられます。


 さて、トルコでは各国の責任者と会談を行ったり、レセプションに出席したり充実した時間を過ごせ最終日には日本政府を代表して政策演説を無事こなす事ができました。もともと今回の出張の目的は世界190カ国以上が参加し、電波の周波数の世界的な割り当てや電気通信の標準化、また途上国に対する技術的援助を目的にしたITU(国際電気通信連合)において重要な役職である標準化局長に日本から井上NTT取締役が立候補しており、その当選に向かってバックアップをすることでありました。しかし、結果は4票という僅差で英国のジョンソン氏に敗れるという辛酸を舐めることになりました。総理との夕食会で安倍総理より激励を頂いていただけに残念です。
今回のことで感じたことは国際機関の選挙の難しさと中国の国際社会でのプレゼンスの高まりです。ちなみに中国は事務総局次長選挙で圧勝をしました。途上国から聴かされる言葉は「昔は日本にお世話になったけど、最近は中国にも助けてもらっているよ。」というものです。日本のODAを含めた国際戦略の再考が必要かもしれません。


 話は変わりますが、昨日教育基本法の改正が衆議院を通過しました。民主党も含め野党が参加せずに本会議が開かれましたが、できることならば最後までしっかりとした審議をして頂きたかったものです。前国会から郵政法案を凌ぐ100時間を越す質疑を行い十分な議論をしてきたはずですが残念なことに全国的な高校の必修科目漏れやタウンミーティングのやらせ問題などが表面化し、混乱が生じたわけです。
 勿論、それぞれの問題は重大で十分な対応をしなければなりませんが、しかしそれと今法案とは話が別です。どうも小沢党首の狙いは違うところにありそうです。
一つは沖縄知事選挙。実は反対している野党も教育基本法に対する考え方は別々です。社民、共産両党は愛国心に反対です。しかし、民主党は「大賛成」で対案は与党案より右よりの表現になっています。そこで、法律が通過するより有耶無耶にしておいたほうが沖縄の選挙には野党としては都合がいいわけです。更に申し上げれば、民主党のなか自体が問題です。そもそも、日教組を組織の中に抱えながら「愛国心」を認めるわけにはいきません。結局、民主党案を採決したくないのではとさえ穿ちたくなります。

 このような意味で民主党は採決を欠席したわけですが、委員会の現場では民主党の理事も実は採決を認めていたようで後ろから小沢さんに無理に方向転換を迫られたようです。何でも反対で政局にしてしまう無責任な小沢さんらしいですね。

 しかし、本会議欠席の中の採決という異常な国会と言え、そのさなか、地元に帰って運動している民主党議員もいたということですがいかがなものでしょう。反対なら反対で国会でやるべきことがあるとおもうのですが。重要な国会はまだまだ続きます。
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