田村のりひさホームページ

かわら版

●かわら版● 「大荒れ模様の通常国会、それよりも・・・」

 今年はお正月から暖かい日が続いておりますが、このまま冬もそこそこに春がやってきそうな雰囲気です。(各地では昨日、春一番が吹き荒れたところもあるようです。)東京は今冬、未だ雪知らずで、観測史上初の事になるかもしれません。
 一月初めからのアメリカでの家電見本市(CES)への出張も無事終わり、現地での英語でのプレゼンテーションも何とか成功できました。ホッ!
 大賑わいのCESで、携帯電話機能の高度さならば日本が一番と思っていましたが、サムスン、ノキアなどのブースを回ってみて新作モデルを見学するとなかなか海外勢もたいしたものでウカウカできないと改めて感じました。IPodのアップル社もIPhoneを導入し携帯電話市場に参入してきます。日本の各社の国際競争力強化が重要です。勿論、松下、シャープなどのブースも見学し、液晶では亀山モデルが世界でも共通語として有名なのことに驚き、地元三重県人として嬉しくなりました。
 余談ですが、帰りに立ち寄りました、カリフォルニアは気温28度で西海岸とは言え、日本同様この時期には異例の暑さで地球温暖化の忍び寄る影を感じます。


 さて、1月25日から始まりました通常国会ですが、冒頭から大荒れです。政治資金の問題で民主党の角田参議院副議長の辞任にはじまり、与野党ともの事務所費問題、そして、柳沢大臣の「産む機械」、菅直人氏の「産む生産性」発言による応酬など。しかし、それを理由に審議拒否の民主党はいただけません。法案審議のため、巨額なお金がかかっている国会ですから議論をしなければ税金の無駄遣いです。


 それにしても今回のこの騒動で気になることがあります。それは発言ばかりが前に出て本質が見えてこないことです。「発言は悪い」当たり前です。言ってはならない言葉です。これに対して謝るのも当然。しかし、辞める辞めないも必要ですが、それよりも重要なことは今の女性のおかれている現状でしょう。世界の先進国の中で日本社会において女性のおかれている状況は、決して快適なものではありません。これを変えなければ今回の論争も空虚なものになってしまいます。

 昨年、私は自由民主党の子育て対策小委員長を仰せつかりました。なぜ、この国の出生率が低いのか、理由はいろいろありますが、なかでも子育てにおける環境が非常に悪いと言う事は間違いありません。それはそのまま女性の問題でもあります。経済的な理由、精神的な理由いろいろ問題があります。特に女性の労働の問題は深刻で、OECD29カ国中、子育て世代の女性の労働率は我が国は23位と低迷しています。今、世界で出生率の高い国は総じて女性の労働率が高いという結果が出ています。
 それは、裏返すと子育てしながら働ける環境が整っている国は子供も多いということです。保育所や幼稚園、放課後自動クラブなどの基盤の整備もしなければなりませんが、当然パート労働者の処遇の向上も必要です。(この国会に法案を提出予定)男性の働き方も考えねばなりません。残業に追われて、育児の手伝いができないのでは母親が精神的に参ってしまいます。夫婦で子育てできる働き方への変更がいるでしょう。子育て世代に優しい社会にしていかなければなりません。通常国会で児童手当て、育児休業給付の増額を実現する予定ですが、まだまだ十分ではありません。


 この問題でが起こってから、とある都銀で女性行員の待遇が良くなったと聞きましたが、まだまだ女性にとっては生きにくい日本の社会、矮小化された論争をすることよりどうすれば女性が生活しやすい、働きやすい、子育てしやすい国にしていくかみんなで考え、実現するほうが重要です。
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