田村のりひさホームページ

かわら版

●かわら版● 「薬害肝炎患者一律救済へ」

 明けましておめでとうございます。昨年は皆様には大変お世話になりました。本年も宜しくお願い申し上げます。

 さて、お正月気分も七草を過ぎるころには解け、今年も慌しく動いています。4日には恒例の総理による伊勢神宮参拝あり、不肖私も参加させていただき、今年の豊富を誓って参りました。

 今年のお正月がいつもと違っていたのは臨時国会が越年となったことです。私にとっても初めてのことで、要領がつかめませんでしたが、なんとか5日までは地元に帰ることはできました。もっとも、7日には理事懇談会、8日には厚生労働委員会が開催と年明けからフル稼働です。


 この臨時国会ですが、衆参ねじれで動かないと言われていますが、しかし当委員会だけは別です。すでに49時間以上の審議を行い、海上給油新法で話題のテロ対策特別委員会を抜き各委員会で最も多く、しかも成立法案も7件とこれも最多です。これら話し合いで協力し合った法律がほとんどで与野党共にしっかりと仕事をした感があります。


 そして、今日は仕上げに薬害肝炎の救済法を衆議院で成立させました。この法律はご承知の通り、フィブリノゲン製剤によりB型・C型肝炎に罹患した方々を一律救済する法律で、その症状によって1200万円から4千万円まで救済金を支払うこととなっています。これで訴訟の原告団とも和解できそうです。
 本来なら、政府が法案を提出すべきとこですが、五つの地裁で裁判が争われ、フィブリノゲンを投与された時期によって政府の責任の判断が分かれた為、行政が法律を出せず、立法判断として議員立法で成立させました。その結果、裁判で政府が責任を問われなかった範囲の方まで救済できるようにし、また政府の責任についても一定の指摘をすることができました。

 原告団は200人余りですが、これにより、千人以上の方々を救済できるものと考えられています。もっとも、フィブリノゲン由来の肝炎患者、未発症の保菌者は1万人近くいると思われ、この方々すべてはその因果関係を証明できるかが問題でカルテ等が病院などに残っているかがポイントになります。また、訴訟に参加できなかった血友病患者の方への対応にも課題が残ります。


 更に、輸血、注射針の使い回しなどが原因で罹患したB型・C型肝炎の患者や未発症の保菌者は全体で350万人と推計され、この方々は対象になりません。もっともこの方々全員を今回のスキームで救済しようとすると35兆円以上の費用がかかると予想され事実上難しいですが。
 そこで、治療費を補助する為の肝炎対策法が与野党共に国会に提出されていますので早急にこの法律の審議を行い協力し合いながら成立させる必要があります。


 臨時国会は15日で終了しますが、18日からは通常国会が開会します。今年もまた、忙しい一年が始まりました。
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